映画『LIFE!/ライフ』が感じさせてくれたこと

LIFE! 映画(旧作レビュー)
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※ネタバレと言えるほどのことは書いてはいませんが、この記事の最後に「ギャグのネタバレ」は書いてあります。作品をまだ観てない方は閲覧注意です。

 

映画『LIFE!/ライフ』(2014)オリジナル版を観ました。

 

「地道にコツコツ」も「冒険」もどっちも尊いものですよって感じさせてもらったような映画でした。

 

主人公ウォルター、もはや白昼夢といえるほどの空想の浸りっぷり。

誠実なのだろうけどイマイチ何事にも一歩踏み出す勇気がなかったウォルター。出会い系サイトのプロフィールの体験談にも書くことが何もないという。言いたいことが言えない、やりたいことがやれない、を空想に転化していました。

そんな彼が異国を旅したり、ヘリから海にダイブしたり、サメに遭遇したり、火山に遭遇したり……。ハードな実体験によって空想は減っていき、表情が引き締まっていきます。

 

ウォルターが働いている会社は大手ゆえに、きちんとした社訓のようなものがありました。

ライフ誌のスローガンがこちら。財布にも刻まれていた文言です。

TO SEE THE WORLD, THINGS DANGEROUS TO COME TO,
TO SEE BEHIND WALLS, TO DRAW CLOSER,
TO FIND EACH OTHER AND TO FEEL.
THAT IS THE PURPOSE OF LIFE.

“世界を見よう 危険でも立ち向かおう
壁の裏側をのぞこう もっと近づこう
お互いを知ろう
それが人生の目的だから”

 

 

財布をウォルターにあげたフォトジャーナリストのショーン・オコンネル、いいな。

演じてたのはショーン・ペン。「ショーン」が一致してるのは偶然?

ショーン・ペンは『アイ・アム・サム』の人でして、その演じる役の振り幅の広さには驚きです。

「美しいものは注目を嫌う」というセリフも、冒険家のショーンが言うとなるほどと思わされる。ユキヒョウはたしかに美しかった。

ユキヒョウ

ユキヒョウ(skeezeによるPixabayからの画像)

 

冒険家ショーンは大自然を旅して回ってるからか、細かいことに振り回されないような人でした。本当に好きだと感じた瞬間はカメラに邪魔されたくないからシャッターを押さないし、仕事をしていたと思ったら次の瞬間には地元の少年たちとサッカーに興じているし、本人も言っていたように「今を楽しむ」感覚で生きている。

旅をしていると不測の事態は必ず起きるもの。それが危険な場所であれば、一寸先は闇状態。将来どうなるかよりも今に集中するしかない。だから「今を楽しむ」視点に自然となるのだろう。と思いました。

そしてとことん冒険しているからこそ、16年間堅実に仕事をしている主人公ウォルターへの敬意が心から湧くのではないかなと思いました。

 

冒頭でも書いたとおり、地道にコツコツやることの尊さと、冒険をすることの尊さと、どちらも感じられる映画でした。

「地道にコツコツ」と「冒険」、どちらか一方しか選べないなんてことはない。どちらも大事にして自分はやっていきたいなと思いました。

 

そんなことを感じさせてくれた映画でした。

 

あ、最後にこれだけは言いたい。

アダム・スコット演じるヒゲ上司の「スローガン」の回答には笑いました。その回答、まさにI’m lovin’ it!(気に入った)

 

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