失敗話をしたくなるかもしれない話

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アメリカの女性起業家のエピソードです。「失敗は恥ずかしいことなどではなく、挑戦した証であり、次の素晴らしいことにつながるもの」というお話。

 

アメリカの実業家であるサラ・ブレイクリーという女性の話です。

彼女は下着メーカー「Spanx」(スパンクス)の創業者です。億万長者としても知られています。

Spanxではドレスの下に着ける補正下着などを展開しています。セレブのあいだでも人気とのこと。

Spanxの創業者であるサラ・ブレイクリーは、2012年のタイム誌「影響力のある100人」の一人に選出されています。

また、2014年の「フォーブス」では、世界でパワフルな女性の93番目に挙げられています。

 

サラ・ブレイクリーは、生まれつき富や権力を持っていたわけではありませんでした。

20代の頃に、訪問販売の仕事をしていた彼女は、5,000ドルの自己資金でファッション系のビジネスを開始しました。

その当時彼女は、ファッションデザインや小売やビジネスの知識はほとんどなかったそうです。

そんな中で彼女は自分なりにアイディアを出し、靴下製造業者を見つけ、製品のプロトタイプを作成し、売り込みをしました。

20代後半でSpanxを設立した際には、初年度に400万ドル、2年目に1000万ドルの売上を叩き出しました。

 

その後は億万長者となった彼女。

大成功といわれる人生を歩んでいますが、彼女のキーワードとして根底にあったのは「失敗」です。

 

話は彼女が子供の頃にさかのぼります。

夕食のテーブルで、父親は必ずこう尋ねてきたそうです。

「サラ。今週はどんな失敗をしたの?」

父はいつも失敗した話を尋ねました。

 

ガールスカウトでのクッキーの売上や、サッカーの試合で得点したゴールの数、テストでいいスコアを取ったなどの「得た」「成功した」系の話は、サラの父親は興味がありませんでした

とにかく失敗した話を求めました。

実際に彼女が失敗した話をすると、父親はハイタッチをして喜んだそうです。

 

サラの父親からすれば、「失敗」=「挑戦」の証であったようです。

挑戦こそ喜ぶことだと。

能力を褒めるのではなく、努力を褒めるほうに焦点を当てたわけですね。
(これは「マインドセット」の考え方でもそのほうが成長につながるといわれています。
ざっくり言うと、能力のほうを褒めた場合はマインドが硬直してしまって、失敗をおそれて行動しなくなる傾向が出るそうです)

失敗からこそ学べるものはありますしね。

 

サラはのちに「失敗は次の素晴らしいことにつながるのだと、父が教えてくれた」と語ってます。

サラ自身、Spanxを設立する前にLSAT(アメリカの弁護士に関する試験)に2回失敗しています。

しかしそれはサラにとっては挫折にならずに、別の道へと駆り立てるキッカケになりました。別の道=起業。

 

わずか5,000ドルでビジネスを起ち上げ、知識もさほどないのに展開していった彼女。

失敗をおそれていたらできない行動です。

小さい頃から挑戦することを励ましてくれる親がいたからこそ、彼女は人より失敗を怖がらなかったのでしょう。

失敗は恥ずかしいことなどではなく、挑戦した証であり、次の素晴らしいことにつながるもの。
失敗こそ喜んで話すべき話題。
そんなことを子供の頃から教えてくれる人がいればどんなにラッキーだろうか。

 

サラ・ブレイクリーには4人の子供がいます。

彼女もまた子供たちに今週何を失敗した?と食卓で尋ねています。

 

 

 

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Saeka Kadomatsu
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この記事を書いた人
門松冴果

Saeka Kadomatsu
映画と文(ぶん)が好きな物書きです。小説を書いています。

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