映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』を観てきた感想

シュガー・ラッシュ:オンライン 映画(映画館で観た)
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ディズニー映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』を観てきました。

「シュガー・ラッシュ」シリーズの2作目です。

今作はどうなるのか、インターネットの世界に入り込むのと、ディズニープリンセスが大集結をすることくらいしか事前に知らぬままに観にいきました。

 

そしたら。

意外でした。

そういうテーマできたか、と。

 

鑑賞後、手放しで「ハッピー!おもしろいー!」と言うような作品ではなかったですが、考えてみて思い返してみると、独創的でユニークで、テーマやメッセージみたいなのがわかりやすくて、きちんと楽しい部分もあって、いい映画だったと思います。

 

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『シュガー・ラッシュ:オンライン』を観ての感想

これは。

意外な方向に進んだ。

割とじっとりした人間関係が描かれていた

こういったポップで明るい作品では描かないようなところを描いたなと。

 

そんな姿勢が投影されるかのように、映画ではまた、新しい価値観や思考がわかりやすい形で提示されてました

「今・これからの時代」が活き活きと描き出されているように感じる映画でした。

 

「新しい価値観や思考」といっても、何も奇抜な人間や考え方がポッとわいてきたわけでなく。

前からあったけど世間の流れや思い込みで見えてなかったものってある。

 

そういうものが、ネット・SNSという、こちらはまさに今までになかった「新しい世界」が加わることによって、見えるようになったり見え方が変わったり

 

すると何かしら変化は起こる。そこで変わるものを受け入れられるかどうか

変化を認める・自分とちがう価値観を認める勇気はあるか

 

そんなことが、気の優しいラルフとキュートなヴァネロペ、親友ふたりの少しずつのすれちがいから描かれていってたなと思います。

 

相手への気持ちが強くて相手の自由の翼を奪ってしまう

さて、『シュガー・ラッシュ』の続編にあたる今回も、いろんなゲームキャラクターが出てきました。

インターネットの大手企業の名前もたくさん出てきました。

細かいネタもあったりして、情報量が多いです。

いろんな「ちょっとした楽しみ」が見つけられると思います。

 

レースシーン爽快!シャンクがカッコイイ!プリンセスたちの豪華共演!R2D2いた!C3PO出た!
などとやってるうちに、まさかのあのキャラクターが闇落ち(?)
からの、そのキャラの弱点が可視化&膨大化
敵となった己の弱点といざ対峙

という展開。

 

その弱点の根底にあるのが、「強い情」。

強い情が相手を縛りつけるっていう。

作品の中の二人の関係は「親友」だけれども、あらゆる関係性に潜む罠かと。

相手が心配だったり、「相手のため」と思い込んだりして、相手の自由の翼をもぎ取ってしまうような言動をしてしまう。

結局は自分が安心したいために他人の可能性を奪ってしまうことに。

それは本当の友情じゃないよねと。本当に相手を想うこととはどういうことかと。

そういう教えを、こどもたちも楽しめる映画作品で描くのはいいですね。

今はよくわからないことだとしても、いつか成長していく過程で「こういうことだったんだ」と腹に落ちることもあると思うし。

 

相手を変えようとするのではなく、自分を変える。

アツイ目線でなく、冷静な目線での、「真の友情とは」

そこきたか、という新鮮なテーマでした。

 

新旧おりまぜ

バーチャルな世界への息吹のあたえ方みたいなの、さすがでした。

ネットの中の世界が独創的にクリエイトされていました。

ネットのページを移動する手段として空飛ぶ車が使われるのとか、突然目の前に現れて営業トークしてくる「ポップアップ広告」の存在とか、アナログ要素もまじりながらユニークに描かれてました。

今回の2作目にも、初期の設定がきちんと活かされてるのがよかったです。

ラルフのゲームの特性である「壊す」も、ヴァネロペのゲームである「カーレース」もうまくストーリーに絡めながら、新しい要素も加わって、新たな道に進んでいくときの情緒(ワクワク感も・ときに切なさも)味わえます。

 

おわりに

こうやって作品を振り返ってみるにつけ、「含有量」の高い作品だったなと思います。

 

英語版ではシャンクの声はガル・ガドットが担当していると知ってがぜん観たくなりました。

私の圏内の映画館では吹替版しか上映されていません。

字幕版の視聴はアマゾンビデオで配信されてからになるかな……。

 

おまけに

ラストのおまけ映像の「パンケーキ&ミルクシェーキゲーム」は、「なんだこりゃ」!?でした。

ブラックジョーク? 軽くホラーとショッキングがまじってたような。

そのタイミングでそのおまけをなぜ入れたし!?

ある意味、斬新といえるのだろうか。

 

あ、それから。本文に書き入れる場所がなかったためここに書いておきます。

ラルフのゲームの脇役のカクカク具合、好きです。

 

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