今気になる人物:吉藤オリィさん(分身ロボット開発者)

著書『「孤独」は消せる。』 ブログ
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クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で偶然プロジェクトを見つけたのがきっかけで、分身ロボットを作っているオリィ研究所の吉藤オリィさんを知りました。

寝たきりでも働ける分身ロボットカフェプロジェクト公開実験!
分身ロボット「OriHime」を使い、たとえ寝たきりや外出困難になっても仲間と共に働けるカフェ実験プロジェクト第2段!

 

寝たきりでも働ける分身ロボットカフェ計画……! なんておもしろくてワクワクする試み! 私もこんなプロジェクトにほんの少しでもかかわれたらうれしいと思い、少しばかりですが支援させていただきました。支援できてうれしいと思える、そんな希望たっぷりの分身ロボットプロジェクト。

一気に興味を持ち、YouTubeで分身ロボットに関する動画を探してみました。そしたら分身ロボット開発のドキュメンタリー番組を見ることができました。

 

そのドキュメンタリーの中で分身ロボット開発者の吉藤オリィさんが次のように語っていました。

10年後・20年後には、今まで寝たきりといわれていた人たちがロボット(もう一つの体)を使って自分の体を介護できるようになるかもしれない

これにはハッとさせられた……!

介護の現場でロボットが使われる。そんな未来を予想はしていても、「ロボットを使って自分で自分を介護する」という視点はなかった。ロボットをもう一つの自分の体のように使って自分で介護できれば、自分のしてほしいことはわかるし、これ以上ない”マッチング”ペアになるではないか。なんだか光明が差したような気がした。

この介護の件に限らずですが、もう見えてるつもりではいるけれどまだ見えてない希望みたいなのってあるんじゃないかと思った。今はくすぶってるように見えることでも視点を変えてみたらパッと光明が差すこともあるんじゃないかと、そんな考えやワクワク感をわずかな間に私にあたえてくれた、吉藤オリィ、なんですかこのおもしろい人物は……!(”この”とか使ってスミマセン)

 

吉藤オリィさんに興味を持った。オリィさんの著書『「孤独」は消せる。』(吉藤健太朗さん名義)をさっそくネットで注文して読んだ。オリィさんの子供時代~学生時代の話を主に盛り込んだ自伝的著書。オリィさん自身が強く感じた「孤独」から「分身ロボット開発」までの歩みが記されている。

著書『「孤独」は消せる。』

著書『「孤独」は消せる。』

 

人間、先天的な(元々の)性質や個性がいわゆる「才能」というものに影響している部分は少なからずあるだろう……し、そんな「才能」をオリィさんからもちろん感じる。感じるけれども! それだけじゃない、オリィさんは後天的にもめちゃくちゃ行動したり挑戦したりしてるやんけむしろそれがスゲー!って感じの感想を持ちました。

とにもかくにも、オリィさんの凄さの一つは、事前準備の徹底ぶり準備の鬼といってもいい。本当に徹底的に準備をする。これでもかってくらい準備する。日本武道館での「みんなの夢アワード」なる大会のプレゼンでは、あらゆるトラブルを想定して22パターンの台本を用意してのぞんでいた。それでも本番は予期せぬトラブルが起きる。すかさず用意していた台本たちから使えるものをピックアップして対処し、アドリブもきかせたりして、結果は大成功、優勝を果たす!!!!!

22パターンも台本を用意して暗記する。そんな準備をしたことがあるか? 私はない。

オリィさんは徹底的な準備をしていることを隠さない。もしかしたら人によっては、努力しているところや用意周到なところを見せるのはカッコ悪いと思う人もいるかもしれない。でもそこが見えなくなると周りは、「あの人は特別だから」「凡人とはちがう人だから」という目で見てしまって泥くさい部分の存在を忘れてしまうかもしれない。オリィさんを「特別な人だから」と結論づけてしまうのは簡単だけれども、それでもオリィさんの輝かしい受賞歴の下には誰にも負けないような「徹底的な準備をしていた」事実というのもあるわけで。そういった事実を教えてくれるのはありがたい。ちなみに徹底的にやるようになった背景には、師匠=工業高校時代の先生からの「やるからには、ここまでやるかと言わせなあかん」という言葉があったそうだ。

 

オリィさんのツイッターをちょっと拝見しました。丁寧に優しく言葉を選んでいる印象でした。ああ、孤独を知っているから、誰かや何かを弾いてしまわない、優しさが感じられる文章が書けるんだろうな。と思う。

オリィさんはキャラも立っている。カスタマイズした黒い白衣をいつも身にまとっている。そして、そのコート風の白衣の中から傘を出したりペットボトルを出したりする。著書によればノートパソコンも収納できるとか。そんな服装の人物と知り合ったら一発で覚えてしまうよなあ。

また、オリィさんのビジョンははっきりしている。「孤独の解消」。その一本の筋がぴしりとあるからこそ、オリィさんは「こういう経験もしてみよう」とか、軸のある広がりを広げていってるようだ。そして、キャラもそうだけど、軸やビジョンがしっかりしている人に対しては、やっぱり応援する側も一つ安心して応援しやすいというのはあるかと思う。

知れば知るほどに応援をしたくなる、吉藤オリィさん。これからさらに注目を集めるだろう人物だ。

 

オリィさんが著書のエピローグでこう語っています。「感謝は集めてしまってはならない。送りすぎてしまってもいけない。循環が人の心を健康にする」と。地に足のしっかり着いたこの見解よ。オリィさんの住んでる辺りは重力の調子がバツグンかな。

応援・支援についても同じでしょう。応援・支援をする気持ちはそれはそれで大切にし、一方で自分も応援・支援をいただけるようになってこそいい循環となる。

いい循環にしたい。

 

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Saeka Kadomatsu
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この記事を書いた人
門松冴果

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映画と文(ぶん)が好きな物書きです。小説を書いています。

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