映画「怪盗グルー」シリーズとスピンオフである『ミニオンズ』を観てから、ミニオンたちのかわいさに魅了されてしまっています。

ミニオンとは
ミニオンとは、主人公・怪盗グルーの手下である、バナナが大好きな謎の黄色い生物です。
人類よりはるか前から存在し、その時代その時代の強者たちに従って生きてきたミニオン。
彼らはボスという存在がいないと生きる気力がわかなくなってしまいます。
恐竜やドラキュラに仕えていたこともありましたが、いずれも自分たちのドジでボスを失っています。
人類が誕生してからは人間のおもしろさを知り、時の権力者のそばで時代の変遷を見つめてきました。
ミニオンたちはボスのためにせっせと働こうとするのですが、いかんせんドジなもので、権力者たちの繁栄どころか衰退の方向へ導いてしまいます。
失敗もありますが、ミニオンたちは陽気で仲がよくていつも楽しそう。
そんなミニオンたちが1960年代のイギリスで新しいボスを探していたとき、「この人だ!」と一目ぼれしたのが怪盗グルー。
まだ少年ながらも冷凍ビーム銃を使って宝物を盗んでいたグルー。その姿にビビっときたミニオンたちはグルーの後を追い、その後は、グルーの家で怪盗の手助けをしたり発明の助手的なことをやったりハウスキーパーみたいなことをして、楽しく過ごしています。
あいかわらずドジやマヌケをやらかしますが、ボスが大好きでいつも元気に楽しく働いているミニオンたちは、見れば見るほどかわいく感じてくる愛くるしいキャラクターです。
一見かわいくはない
映画を観終わった今でこそミニオンズをかわいいと思ってますが、第一印象は特にかわいいとは思いませんでした。
デザインだけ見れば決してかわいい部類ではないと個人的には思います。
目はぎょろっとし、中には目が一つの個体もけっこういる。
一つ目小僧やギガンテスなんてのがいるように、目が一つって人間が本能的に恐怖感を抱いてしまう対象かもしれませんが、その設定をさらりとキャラに持ってきている。
そして、声は機械仕掛け風のダミ声。
髪の生え方だってスイカの種風や田植え風など個性的なのが多い。
映画を観ていくうちに「かわいい」
以上のように、ミニオンズは「いかにもかわいい」感じではなく、むしろ妖怪(モンスター)風味を加えてる感じなのに、結果かわいい。
動いたりしゃべったりしてるのを見ているうちにその存在がかわいらしく見えていく。
私は特にボブが好きです。
ボブかわいい。
というかミニオンみんなかわいい。
ミニオンたちが出てくると、まるでハッピータイムに突入したかのようになる。
ミニオンの声を担当しているのは監督
映画を観ていくうちに、「ミニオンの声は誰があてているんだろう」と疑問がわいてきました。
調べてみたらなんと監督がミニオン全員の声を担当していることがわかりました。ビックリです。
監督であるピエール・コフィン氏がデモとして声をあててみたところ、制作陣の気に入るところとなり、採用することになったのだとか。
器用な監督である。
ミニオンがしゃべる言葉はいろんな国の言語がごちゃ混ぜになっている意味不明言語。
なので基本的に日本語吹き替え版でも監督の声がそのまま使われていますが、ところどころ日本バージョン用に吹き替えされている部分があります。
日本の単語がけっこう出てきます。
吹き替え版だけでなく、字幕版のほうでも、日本語の単語はけっこう出てきます。カンパイとかサヨナラとか。
字幕版のほうは、基本ミニオンがしゃべったときは字幕は出ないのですが(必要ない)、ミニオンが日本の単語を発したときは字幕が出ますね。
ホラ、日本の単語が出てくるよ!って教えてくれてるんですね。
あとがき
久々にハマるかもしれないキャラクターに出会いました=ミニオン。
個人的には、このミニオンというキャラクターといい映画の内容といい音楽といい、怪盗グルーシリーズのセンスが好きです。