神割崎の日の出はなぜ毎年2月と10月なのか?簡単に説明してみるなど

神割崎 日の出 雑学メモ
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先日、テレビで福岡県 福津市の「光の道」と呼ばれるスポットが紹介されていました。

夕日の景色がきれいな場所です。

福岡県福津市 宮地嶽神社 光の道

福岡県 光の道

この「光の道」ができるのは、2月と10月

2月と10月、宮城県の神割崎(かみわりざき)と同じです。

 

拙著処女小説『アマタザキ』の舞台でもある、宮城県の神割崎。

毎年2月と10月に、岩のあいだから朝日をおがむことができます。

神割崎 日の出

宮城県 神割崎

 

夕日と朝日のちがいはあれど、時期は一緒。

なぜ2月と10月なのか?

2月と10月の組み合わせでなければならないのか?

答えはイエス。

というより、ようは組み合わせの問題で、2月頃に見えるのであれば10月頃にも見えます。
朝日がのぼる位置が同条件のペアなのですね、2月頃×10月頃。

2月×6月や、2月×12月といったペアにはなりません。

これには太陽の動きが関係しています。

 

まず前提として、季節によって太陽が出る位置・沈む位置は変わります。

 

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季節によって太陽が出る位置・沈む位置は変わる

学習サーチさんのサイトの「季節によって変わる太陽の動き」ページがわかりやすいです。

 太陽は,東の方から出てきて,南の空を通って,西の方にしずんでいきます。しかし,その動きは1年中同じではなく,毎日,少しずつかわっていきます。
夏至(6月22日ごろ)の日は,太陽はいちばん高い空をとおりますが,この日をすぎると,太陽の通り道は,すこしずつひくくなり,冬至(12月22日ごろ)の日は,いちばんひくい空をとおるようになります。

学習サーチさんのサイトにあった画像をもとに、太陽の動きを表した画像を作ってみました。

太陽の動き

春分の日&秋分の日は、太陽の出る位置・沈む位置が同じ。真東&真西(ほぼ)。

ちなみに2019年でいうと、
春分の日は3月21日、
秋分の日は9月23日。

ざっくりいって3月下旬と9月下旬頃に太陽の出る位置・沈む位置が同じになります。

そしてざっくり年間の太陽の動きのペアなるものをまとめてみたのが、以下の表。

  →→→→→→→→→→→
↑ こんな回りで見て下さい ↓
  ←←←←←←←←←←←

【ざっくり】年間の太陽の動きのペア対応表(縦軸)
1月
上旬
1月
下旬
2月
上旬
2月
下旬
3月
上旬
3月
下旬
4月
上旬
4月
下旬
5月
上旬
5月
下旬
6月
上旬
12月下旬
(冬至)
6月下旬
(夏至)
12月
上旬
11月
下旬
11月
上旬
10月
下旬
10月
上旬
9月
下旬
9月
上旬
8月
下旬
8月
上旬
7月
下旬
7月
上旬

それぞれに縦軸でペアだと思ってください。
(一ヶ月を上旬・下旬でざっくりとあらわした表なので正確にはちょっとずれます。でもあんまり一ヶ月を細かく区切っても表が長くなってしまうので)

上の表でいうと、2月下旬×10月下旬のペアとなります。(太陽がのぼる位置と沈む位置が一緒)

神割崎の日の出が見られる時期は、例年2月中旬頃10月下旬頃といわれています。

その時期くらいに太陽の動きの条件が同じになります。

それぞれともに約一週間、神割崎の岩のあいだから朝日を見ることができます。

 

太陽がのぼる方角と神割崎の方角

いったん先ほどの図に戻ります。

太陽の動き

2月・10月は図でいうと春分・秋分の日よりももっと左のほうから(南寄りの東から)日がのぼることになります。

ということは、神割崎の海岸に立って岩を眺める方向が、やや南寄りの東だということになります。
東と東南東のあいだくらい。(東南東は冬至の日の出の位置)
針時計の分針でいう、16分、17分あたりの位置ではないかと。

実際の地図で確かめてみます。

たしかに神割崎は南寄りの東を向いて観賞します。

神割崎地図&日の出位置

 

冒頭で出てきた福岡県の光の道もグーグルマップで調べてみたところ、やはり南寄りの西側を向いて観賞する位置でした。(光の道は夕日なので西を見る)

 

《おまけに》

2月×10月の組み合わせの日の出or夕日絶景スポットを、ほかにも探してみました。

見つけました。

愛知県田原市の「日出の石門(ひいのせきもん)」。

石門の穴から日の出をおがめます。2月半ばと10月半ばとのこと。

日出の石門
太平洋の荒波の浸食により、中央にぽっかりと穴があいた日出の石門(ひいのせきもん)は、伊良湖岬の東に位置し、沖の石門と岸の石門の2つがあります。その名の通り日の出の時には美しいシルエットとなり、初日の出の名所としても有名です。海岸沿いにビュースポットとして日出園地(ひいえんち)が設けられています。

まとめ

神割崎の日の出がなぜ2月と10月に見られるのか。

  • まず太陽の動きが2月頃と10月頃がほぼ一緒(ほぼ同じ位置から太陽がのぼり、そして沈む)
  • 2月頃と10月頃に、神割崎の観賞方向である南寄りの東の方向から太陽がのぼる

神割崎の日の出、おすすめです。

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