やはり『ジュラシック・パーク』(1993)は最高の映画の一つだと思い至った

tyrannosaurus 映画(旧作レビュー)
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先日、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を映画館で観てきました。
ジュラシック・パーク・シリーズとして換算すると、5作目にあたる作品です。

ジュラシック・ワールド/炎の王国

 

一応ジュラシックパークシリーズは1~5まで全部観てます。
でも、2~4あたりは、ほとんど内容を忘れてしまってました。
新作の5を鑑賞中は、「あれ、そんなことあったっけ?」と何となく思い出しながらの鑑賞となりました。

 

5は恐竜乱闘映画としてまあ楽しんで鑑賞できたのですが、やっぱりシリーズ1作目の『ジュラシック・パーク』(1993年)が至高だったと改めて思いました。

 

無性に1の『ジュラシック・パーク』を観たくなったので観ました。

 

今観ても、とてもおもしろかった!

 

やはり自分の中では『ジュラシック・パーク』は大好きな作品の一つです。

 

恐竜を現代によみがえらせるという夢と恐怖が詰まってます。
恐竜に会うワクワク感と、恐竜に襲われる絶望感と、そのスケールが半端なく大きい。

 

パークで働いてるエンジニアが雨の野外でかわいいベビー恐竜(エリマキトカゲ風の恐竜)を見かけて子ども扱いするんですが、急にシャー!と牙をむいて襲ってくるっていう、恐竜のかわいさと恐ろしさ……なんとなくジュラシックパークの縮図的なものを見ましたね。

 

肉食恐竜はヒトを喰らおうとして恐ろしい。
一方で、癒し系のような草食恐竜との遠吠え交流みたいなのがあったりして、恐竜はただヒトを襲うだけじゃないってのも描かれてます。
ちなみに1で遠吠えしてた癒し系の草食恐竜はブラキオサウルスといい、この恐竜は5の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』では船に乗れなくて島に取り残された恐竜です。あのシーンはかわいそうだった。

 

1はストーリーも登場人物のキャラクターもよかったです。
子供嫌いだった主人公の博士が、パーク創設者の孫たちと徐々に絆を築いていくのはよかった。
その孫たちの恐竜を見ての怖がりっぷりの演技がよく、あと、ベジタリアンの姉に弟が「草食恐竜と仲良くできるじゃん」みたいに言うくだりがおもしろかった。
ローラ・ダーン(女性博士)とジェフ・ゴールドブラム(数学博士)は、大人のムード的ないい味が出ててなんか好きなんだよなあ。
パーク創始者のハモンド氏もナイスキャラで、パーク案内映像の自分と掛け合ったりするお茶目な部分があったり、お金儲けではなく純粋に夢を追い、夢を追いつつも人命優先の姿勢を見せ、最後は人間を守るためにパークを離れる覚悟を決めて、と夢追いのマイスターのような人物。
パークに常駐してる獣医のハーディングは、あまりセリフはなかったけれど、果敢に恐竜に立ち向かっててかっこよかった。

 

そして『ジュラシック・パーク』は設定や演出にも抜かりがない。

 

琥珀の中に閉じ込められていた蚊の体内から恐竜のDNAを採取して復元するって方法は、初めて聞いたときは天才かと思いました。

欠けてる情報はカエルのDNAで補完

ある種のカエルには、雌だけを隔離すると一部が雄になる特徴がある

パークの恐竜は雌だけが誕生するよう操作して完全に繁殖をコントロールしようとしていたが、カエルのDNAの影響によって自然繁殖が起きてしまう。

という設定も本当によくできてます。
生命をいじる怖さや、科学技術の凄さと脆さ、みたいなのも作中から伝わりますし。
そのあたりは原作の小説の凄さに行き着きます。

 

その凄い原作をスピルバーグ監督が映画化してくれて、超エンタメ大作として仕上がりました。

 

映画公開から25年経った今観ても恐竜のCGは古くささを感じません。
恐竜の鳴き声も実際に聞いたことはないですが嘘くさくない。
鳴き声はスピルバーグ監督が相当こだわって作り上げたようです。

 

ラストでティラノサウルスが吠えてパークの幕がハラリと落ちるシーンは、映画史に残るほど秀逸。

 

姉弟が調理場でラプトルから逃げ回るシーンも何気に自分にとっては名シーン。
調理台に吊るしていたお玉がガラガラと崩れてラプトルに気づかれてしまうところや、ラプトルが姉を見つけて突進したと思ったらステンレスシンクに反射していた像に突っ込んでいただけだったシーンは、厨房という場所が活かされた演出です。
その場所だからこそ・その人物だからこそ……っていうふうに素材がうまく活かされてる演出は、「おお!」とテンションが上がります。

 

『ジュラシック・パーク』は本当に、ワクワクもハラハラもドキドキも詰まっていて、ストーリーよし、キャラよし、設定や演出に抜かりがなく、映像・音楽・エンタメ性バッチリの、自分にとっては最高な映画の一つです。

 

「お口の中がジュラシック・パークや~」って、最高な食べ物を食べたときのセリフにいかがでしょうか。

 

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