宮城県(の一部の地域)の方言、「つかすい」について(意味・使い方)

つかすい 言葉

 

以前紹介した方言「いずい」に続き、今回は「つかすい」という方言についてご紹介します。

 

「つかすい」の意味・使い方

「つかすい」、私が把握している限りでは、宮城県の一部で使われています。

ネット検索をしても情報が出てこなく、この方言を知らない宮城県人も多いので、本当にごく一部の地域の言葉なのだと思います。

 

意味は、なれなれしい、図々しい、みたいな感じです。距離が近く無遠慮な感じ

おそらく語源は「近しい」からきていると推測します。

 

「つかすい」は仲間内で親しみを込めて交わされる場合もあるし、他人を腐す目的で使われる場合もあります

前者の場合には冗談っぽく言います。気さくだとか人懐っこいだとか堅苦しくない性格とも受け取れるので、この場合は「つかすい」と言われたほうは悪い気はしないでしょう。

後者のように話者に悪意があって使われる場合は、厚かましい、いけ図々しい……といった意味合いになります。
小中学生など、喧嘩のときに「テメェ、つかすいんだよ」と罵ったりもすることもあるので(実際に私が小中学生の頃には、「つかすい」はよく交わされていた喧嘩文句)、立派な悪たれ口にもなり得る言葉です。

 

バカとかアホとかと同じ部類のものかと思います。

関係性・状況・言い方によって、(一見そしっているようで実は)褒め言葉や親和性のある言葉にもなるし、文句にもなる。

 

親しみを感じているから出る方言でもあり、他方で、親しみを感じないから出る方言でもあります。

そういう両面性を持った方言というのは、ほかの地域にもあるのではないでしょうか。

 

今回は以上です。

 

当記事は、以前自分が別サイトに書いた記事の移転になります。
別サイトでの公開日:2018/10/14

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
Saeka Kadomatsu
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

言葉
この記事を書いた人

Saeka Kadomatsu
映画が好きな物書きです。小説を書いています。小説『アマタザキ』『霊峰記』は、Amazonの電子書籍・キンドルで発売中。

門松冴果をフォローする
Saekak.com
タイトルとURLをコピーしました