エッセイ:「かもめの玉子」「一人娘」名前知らずに勘違い?

エッセイ
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~故・伊丹十三監督風の文体(というよりは語尾)で書いてみるエッセイあるいはコラムのようなもの~

 

前に関西の人と岩手や宮城のお土産の話をしてて

「萩の月、喜久福……」

銘菓を挙げていって

「あと、かもめの玉子」

といったら、目を丸くされたことがあった。

その関西の人は、本当の”カモメの産んだ卵”だと思ってビックリしたようであった。「そのような物をお土産に!?」というわけであった。

「かもめの玉子」知っている人は甘いお菓子だと浮かぶ。

かもめの玉子(かもめのたまご)は、さいとう製菓株式会社が製造している岩手県大船渡市の郷土菓子。白餡を薄いカステラ生地で包んで焼き上げ、全体をホワイトチョコでコーティングした卵型の菓子である。
ウィキペディアより)

「かもめの玉子」たしかに知らない人にはそのまんまの意味で受け取られてもおかしくはないと、新鮮な気持ちになりましたね私は。

 

話し手とは違う意味で言葉を受け取る・受け取られる、誰にでも経験があることだと私はいう。

そういえば私にはこんなエピソードがあったと思い出した。

 

20歳前後くらいのときだったか、私は一人で新幹線の駅構内にある蕎麦屋に入った。

お客はまばら。テーブルに座って食べていた。そしたらほかのテーブル席の中年サラリーマン男性が店員さんを呼んで、私のほうを指差して「一人娘」なんたらかんたらと言っているのが聞こえたのであった。

え? 私のことを言ってる? 何かしたか? それにしても「一人娘」って呼んでた? たしかに一人客の娘だが、ほかに言い方が……。

とか思ってたら私は何も関係なかったです。

私のななめ背後に酒瓶の入った冷蔵庫があって、サラリーマンの男性は「一人娘」という日本酒を注文していたのであった。
そういう名前の日本酒があることを私は知らなかった。

と、ちょっとした勘違いエピソードであった。

 

「かもめの玉子」にしても「一人娘」にしても、そんな名前の商品があることを知らずに思いがけないところでビックリすることもあるものだ。

かもめの玉子のこととか書いてると、かもめの玉子が食べたくなってきますね。今度買おうか。ちなみに一人娘はまだ飲んでみたことはないのであります。

 

 

当記事は、以前自分が別サイトに書いた記事の移転になります。
別サイトでの公開日:2019/10/11

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Saeka Kadomatsu
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この記事を書いた人
門松冴果

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映画と文(ぶん)が好きな物書きです。小説を書いています。

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