小説『春にして君を離れ』―信念や哲学を持つ重要性がわかる(反面教師的に)

アガサ・クリスティーの小説『春にして君を離れ』は、いろんな意味で胸にもたれるような話だった。 主人公のジョーン・スカダモア。本人は自覚しないまま、身近...
映画

映画『アナと雪の女王2』を観て – 生命燃焼の観点からのエルサ考・人生考

映画『アナと雪の女王2』を観て感じたことなどをまとめるうちに、生命燃焼の観点から書くのが一番いいと思ったので、そのような観点を主にした映画ブログ記事。...
ブログ

「気のせいだ気のせいだ」と鳴く鳥の正体がやっと判明

最近気になってしょうがなかった、ある鳥の鳴き声。 「気のせいだ、気のせいだ、気のせいだ」と言っているように聞こえる。高い声で高速で「気のせいだ」を繰り...

本より。『親がやったら、あかん!』少年野球コーチ“おばちゃん”の信念と教え

■子どもも親も育てる野球チーム 子どもも親も育てる少年野球チームがある。 チームを率いているのは、“おばちゃん”こと棚原安子さん。80歳(※2020年...
執筆

新しい小説『おぼろ』を公開しました

新しい小説『おぼろ』をAmazonキンドルにて公開しました。 ■『おぼろ』あらすじ 気づけば見知らぬ荒廃の地にいた「私」。自身の名前も性別も不明。自分...
映画

映画『風の谷のナウシカ』考 – ナウシカの人物像や火の七日間について

はじめに:『風の谷のナウシカ』全体評 映画『風の谷のナウシカ』(1984)は何十年経っても色褪せない。何度観てもすごい。主人公・ナウシカの魂の純潔さた...
創作・読み物

【短編小説】『アイム・ゴッド』(微SF)

この地球(ほし)は、すっかり変わっちまった。地球外生命体に乗っ取られちまった。俺たち人類はいま、殺し合いをさせられている。互いに命を奪おうとしている。...
思想・芸術系

芭蕉や太宰がいうところの「かるみ」―軽薄・軽率・無気力との違いを決めるもの

達観、華麗、軽やか、飄々、さっぱり、淡泊、軽率、無気力。 これらの言葉には、「あくせくしていない」という大雑把な共通点が、一見するとある。物事に執着し...
創作・読み物

【創作読み物】『肉体か、精神か』~ある人間と大猪(おおいのしし)~

西の村に了安(りょうあん)という名の男あり。 二十余歳の青年了安は、身体大きく、よく食べ、よく酒を飲み、快活で人付き合いよく、初めて会う者からは好感を...
言葉

黒血(くろち)が方言だと知った

黒血 黒血は、青あざや青タンと呼ばれたりもする、強くぶつけたときに皮膚が紫色っぽく変色するアレのことである。 アレを、家族も、地元の友人も、同級生らも...