映画『アンナ・カレーニナ』を観た感想

映画(旧作レビュー)
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ネットフリックスで映画『アンナ・カレーニナ』を鑑賞。

 

まず感じた印象としては、「アート色の強い作り」だということ。

 

一部のシーン(特にシーンのつなぎ目)にバレエや劇場の舞台や飛び出す絵本的な要素を少しずつ織り交ぜた独特な感じの演出でした。

 

役者のセリフ回し部分などは一般的な映画と同じ感じなのでそこは見やすい。

 

ミュージカルっぽい雰囲気かなと思ったが、歌やダンスのシーンはなし。

 

ドレスは豪華で、物やセットなども華やかで、ビジュアルの美しさに力を入れている印象です。

 

 

原作はトルストイの有名な小説なので、観客はストーリーを知っているという前提で芸術性を重視して作られた映画なのかなと思う。

 

自分もそういった美しさなどをどちらかといえば期待して観たには観たわけですが、予想以上に独特のアート色が出てました。その演出を受け入れられるかどうかによって評価がわかれそうな映画ではあります。

 

 

アンナ役のキーラ・ナイトレイ、きれいだった。

 

アンナ・カレーニナのように男性にドハマりさせる魔性の女的存在には、どこかに”クセ”が必要だと思っている。(性格や口調以外の、”作る”ことができないクセ)。クセのない正統派美人では魔性の女としての説得力に欠ける。キーラ・ナイトレイはだれが見ても美人だとは思うが、自分的に声質などに特徴があると感じてそこが魅力的でよい。でもアンナはもっと強いクセがあってもよかったかもしれない。

 

彼女の不倫相手である将校ヴロンスキーも、特に飄々としている最初のほうは、艶めかしい美しさが際立っていました。私の好きな漫画『シルバー』の、美青年チャールズが実写化されたら、こんな感じだろうかと思いながら観てました。

 

 

美しい男性といえば自分の中では『ガタカ』の頃のジュード・ロウがパッと思い浮かびます。

 

そのジュード・ロウ、なんとこの映画に出ていた。アンナの夫役だった。

 

映画を観終わるまで自分は全然気がつかなかった。ヒゲや表情などによって人の印象ってのはずいぶん変わるものだ。

 

ジュード・ロウが出ていたのはこの映画の中での一番の驚きとなりました。

 

 

個人的には、アンナがどのような運命になるか知っていてこの映画を観たので、終始ニュートラルな状態で冷静に鑑賞してました。

 

映画のいいところの一つに、小説だとなかなか手が伸びない名作物語を映像で見せてくれる親しみやすさがあります。

 

アンナ・カレーニナの物語を知りたい方は、まずは映画から入ってみるのも良いかもしれません。

 

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