太陽と月の0《ゼロ》への冒険 ~百年懺悔を課せられし化体族の島と、人間になるための遠征の旅~ とは

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拙著小説「太陽と月の0《ゼロ》への冒険 ~百年懺悔を課せられし化体族の島と、人間になるための遠征の旅~」についてのまとめです。連載中の作品につき、物語の進行具合に合わせてこちらの情報を随時更新していきます。

 

太陽と月の0《ゼロ》への冒険 ~百年懺悔を課せられし化体族の島と、人間になるための遠征の旅~


太陽と月の0《ゼロ》への冒険 ~百年懺悔を課せられし化体族の島と、人間になるための遠征の旅~』は、異世界を舞台にした長編アドベンチャー物語。

目次
1 あらすじ
2 登場人物
2.1 レイル島の登場人物
2.2 西大陸の登場人物(=人間)
3 舞台設定
4 人種
4.1 人間
4.2 半人種(懐生)
4.3 神族
5 関連リンク

 

あらすじ


100年前、エデンレイル領の人間の青年が過ちを犯した。「半人種」である天人族の女と恋に落ち、交わってしまった。人間と半人種は決して交わってはならないのがこの世界の掟。かくして神の怒りに触れた男女は、一族ごと天罰を受けることとなった。

天人族は皆、人間に変えられてしまった。そして人間の男の領地のエデンレイル領の者は皆、半人種である「化体族《けたいぞく》」へと変えられた。

化体族は、ある日には人間そっくりの「本体」で過ごす。別の日には動物や異性など、本来の自分とは別の姿の「化体」で過ごす。本体と化体を一日ごとに繰り返す。

人間ではなくなってしまった彼らは人間が住む西大陸には住めなくなり、追い出される形で海の孤島へと移り住んだ。人間からは「ヘンタイ族」などといわれて蔑まれ、東大陸に住むほかの半人種とも交流をすることなく、化体族はレイル島と名付けた孤島でひっそりと暮らしつづけてきた。

100年が経過した。この世界には「どんな罪悪も100年のあいだ反省し心を入れ替えれば、神にゆるしを請うことができる」という通念がある。100年のあいだひたすらに懺悔しつづけてきた化体族は、ついに人間に戻るために動きだせるときがきた。神のもとへと遠征する。

遠征メンバーの主軸は、17歳のハヤテ。ハヤテはほかの化体族のように外見(姿形)が変わるのではなく、内面が変わる唯一無二の特別な性質を持つ。穏やかで礼儀正しい性格と、強引で無愛想な性格を、一日ごとに繰り返す。どちらが本体、すなわち本当の自分なのかはハヤテ自身わからない。ハヤテは本当の自分を知るためにも、人間になろうとする思いは人一倍強い。

女性の化体を持つケイもともに遠征の旅に出る。ハヤテの妹で、馬の化体を持つ活発な少女ユリアも仲間に加わる。

化体族は神からゆるしを得て人間に戻ることができるのか。そして本当のハヤテという男とは。旅の途中で訪れる、人間からの偏見・差別、悪党との戦い、そして種族を越えた友情、禁断の恋。前に進みし者たちの葛藤や成長を描くアドベンチャー物語。

 

登場人物


レイル島の登場人物

ハヤテ
主人公。17歳。遠征メンバー。
一日おきに肉体(外見、姿形)が入れ替わるのではなく、性格が入れ替わるという唯一無二の特別な性質を持つ。
▶月の日のハヤテ(月ハヤテ)…優しくて穏やかで礼儀正しい好青年のような性格。
▶太陽の日(太陽ハヤテ)…ぶっきらぼうで無愛想。気性が荒い面がある。
月の日と太陽の日で性格はまったくちがうながらも肉体は同じなので、運動神経がよく、剣術に長けているのは共通している。また、寝つきはいいものの寝起きがそんなによくないところや、甘い物と紅茶があまり得意ではないところも一緒である。月ハヤテと太陽ハヤテ、「本体」がどちらなのかはわかっていない。誕生時の異彩エピソード(神から「その子はやがてレイル島を救うだろう」とお告げがあった、神ノ峰の頂上で生まれた)と確かな実力から、小さい頃よりレイル島民から期待されて育った。懐中時計をいつも持っている。
ケイ
【男。化体は女。太陽グループ】
ハヤテの幼馴染。17歳。遠征メンバー。
読書が好き。女性の体のときは胸が大きく、ユリアに羨ましがられている。
ユリア
【女。化体は馬(愛称:姫)。月グループ】
ハヤテの妹。15歳。遠征メンバー。
馬のときの愛称は「姫」。おてんばで天真爛漫。ハヤテのことが大好きなお兄ちゃんっ子でもある。昔から島の外に出たがっていた非常に活発な女の子。行動力があってときに突飛な言動をするため、保守的な母親とはしょっちゅうぶつかっている。甘い物が好き。
オキノ
【男。化体は女。月グループ】
レイル島の長。65歳。妥協はせず、厳しい性質。30年前に妻に先立たれて以来、独り身である。子供はいない。
ムゲン
【男。化体は翼竜。太陽グループ】
レイル島にて剣術を教えている。ハヤテとケイの剣術の師匠でもある。独身。遠征メンバーの主力として皆からの期待を背負うも、遠征出発を目前に、翼竜の体で西大陸の空を飛んでいた際に人間に襲われ負傷。遠征行きを断念せざるを得なくなる。自身の大切な剣をハヤテに渡して遠征を託した。太陽の日は動物になってしまうハヤテの両親に代わってハヤテの面倒を見ていたこともあり、ハヤテを弟や息子のように想っている。
サユリ
【女。化体は豚。月グループ】
ハヤテとユリアの母親。内向的であまり自身のことを話さない傾向がある。娘のユリアを心配するあまり口うるさくなってしまい、ユリアとは言い合いをすることがしばしば。領長であるオキノいわく、昔はユリアと同じような猪突猛進型だったらしい。昔はシロハゴロモ亭で働いていた。
ハルキ
【男。化体は猫。月グループ】
ハヤテとユリアの父親。のんびりとした性格。
アズミ
【女。化体は男。太陽グループ】
ケイの母親。明るくさっぱりした性格。本体の女性のときは美人と評されているも、化体は本体の面影のないごつくて力自慢の男性になる。結婚する前までは役所に勤めていた。
ケイゴ
【男。化体は猿。太陽グループ】
ケイの父親。学舎の先生をしている。頭はいいが、会話の冒頭に「はっはっは」と笑いを付すなど、ちょっと変わっている。猿のときに宴会で綱渡りを披露するなど、お茶目な面も。
ミミ
【女。化体は牛。太陽グループ】
ハヤテやケイと同い年の女の子。大人びていて独特の色気があり、同年代の男子から人気がある。ケイの憧れの人でもあった。12歳の頃に太陽ハヤテに告白をしてフラれたことがある。
ルイ
【男。化体は犬。太陽グループ】
ハヤテやケイと同い年の男の子。ミミのことがずっと好きだった。太陽ハヤテに喧嘩をふっかけて伸されたことがある。のちにミミと夫婦になる。
チズル
【女。化体は男。月グループ】
シロハゴロモ亭の女将。昔はハルキのことが好きだったらしい。
ルツァド
レイル島で唯一の獣医。化体族ではない。

西大陸の登場人物(=人間)
【カルターポ領】

マルコス
カルターポ領の商人。
「○○だー」「○○だぞー」のように、語尾を伸ばすしゃべり方が特徴的。温厚で鷹揚な性格からレイル島民に好かれている。また、自身が所有している船の乗組員たちから「ボス」と呼ばれて慕われている。
クオグリス
マルコスの船の一等航海士。金髪。品のある物腰。ハンサム。ギターが弾ける。
ワムクン
マルコスの船の甲板長。
真っ黒に日焼けした肌とガラガラのしゃがれ声で、いかにも海の男という風体。クオグリスとは古くからの仕事仲間であり友人でもある。
メロア
マルコスの妻。

【ハーメット領】

リャム
福耳団の団員。西大陸西南部ラズ領の出身。「~けえ」「~じゃ」といった方言を話す。赤いはちまきがトレードマーク。にぎやかな性格。
ソドキ
福耳団の団員。リャムの相棒であり、リャムと故郷が一緒。総髪。クールな性格。
総裁
福耳団のトップ。福耳の持ち主。カネにがめつい。鼻風邪を引いてるような声。
眼帯男
福耳団の団員。髪を剃り落として黒い眼帯をつけている。
褐色肌の男
福耳団の団員。眼帯男とよく行動を共にしている。毒矢を使う。言語能力はそんなに高くないながらも勘は鋭い。

【ミュズチャ領】

ベロック
ミュズチャ領の領長。
トンピー
ミュズチャ領民。「~ですぅ」という話し方をする青年。よくベロック領長の手伝いをしている。
アモンネ
ベロック領長の孫娘。ハヤテに気がある(?)
イブン
ベロック領長の息子。アモンネの父親。ハーメット領や半人種に偏見の目を持っている。

 

舞台設定


この物語は、現実世界に割と近いどこかの架空の世界が舞台である。

地上には人間と半人種と動物が住む。人間と半人種は交わってはいけないという暗黙ながらも絶対的な掟がある。
100年前に人間の男と半人種の女が交わってしまい、神から天罰があたえられた。

大きく西と東の大陸に分かれている。西大陸には人間が住み、東大陸には半人種が住んでいる。二つの大きな大陸のほかに、レイル島などの有人島も数多く存在する。

 

人種


以下3種の人種が存在する。

人間

ほとんどが西大陸に住んでいる。人間の中で一番偉いのは大公《たいこう》の位に就く人物。大公は、西大陸の都《みやこ》に居住している。

半人種(懐生)

ほとんどが東大陸に住んでいる。半人種は主に人間のあいだで使われている通称であり、正式名称は懐生《かいせい》という。半人種の中で一番偉いのは、人間と同じく大公の位に就く者。神に会うためには王の許可が必要であり、王に会うためには、人間の大公と半人種の大公と、両大公の許可が必要となる。

神族

人間でもない、半人種でもない、動物でもないのが神族。地上でふつうに生活をしていれば、まず出会うことはない。

 

関連リンク


 

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